Day 1

St. George’s Renal Unit (RU) での1日目。

 

初日は8:30スタート。寮からは徒歩10-15分といったところ。

まずは学生登録、そして学生証の発行からだった。

 

学生証の発行が終わりRUに顔を出すと、ちょうどBoard Roundという、ベッド/患者一覧表を前にしてHOやRegistered、看護師、学生とConsultantが一緒に行う回診が始まったところだった。

自己紹介もままならないまま、日本からの留学生は待っていたらしく、おおよく来たね、じゃあ回診始めようかといった感じでPresentationが始まってしまう。

この時(というかこの日はずっと)、行われている会話の内容は50-60%しか理解できなかった。織り交ぜられているジョークにも反応できず、愛想笑いを繰り返し…。

やはり会話のスピードは速く、それだけでなく英国式のアクセントが強ければ強いほど単語が聞き取れない。

留学前にもっている知識を総動員して内容を少しでも理解しようとしたものの、抗菌薬も略語で話すし、(Gentamysin=GENT, etc.)その謎の言葉一つ出てくるとまさにlost track。

幸いにも、現地の5年生が彼の最終週でまだRUに残っていたので彼につくことになり、わからないことは全部彼に聞くことにした。

なかなかつらい経験。

 

初日の患者で最も驚いたのは、心・肺・腎移植後の患者が普通に病棟にいること。

日本で導入が遅れている分野として移植医療にも非常に興味がある自分にとっては衝撃であり、これからの4週間が非常に楽しみになった。

SurgeryのConsultantの1人にSid(現地の最上級生、"cool"を多用するnice guy)が紹介してくれた。

あと4週間ここにいることを話すと「移植手術はいくらでもみれるだろう」と笑っていってくれたその彼女は、頭をサリーで隠す宗派の人だった。

 

初日からかなり疲れた。なにせ気を張らないと聞き取れないもので…。

 

週末のLondon観光はまた書こうっと。