Back from Yosemite
ため込んでた分一気に投稿。
記憶があいまいなとこもしばしば。
April 20th Monday
昨日Yosemiteから帰ってきたのはそんなに遅くはなかったのだけど、今日の朝はかなり眠かった...。
予定としては午前中のultrasound Q&A sessionだけだったのだけど、久しぶりに死にそうになるぐらい眠かった。
先週?にERで撮られたUSの画像をみながらドクターが面白いものを探すなかでこれはどこのどういうViewで、どこに問題があるかを簡単に説明していってくれるのだけど、良く見えるように前の方に座っていると音楽が流れ始め。
結構な大音量で、会話が聞こえないこともしばしば…。
必死に粘ったけど耐え切れず、途中で一度トイレに立たせてもらった。
帰ってきたらだいぶ良くなって思ったけれど、これだけ大量のUSの画像をみる機会は日本ではないかもしれない。
USは救急分野でとてもよく用いられる検査だし、こういったセッションも使い方次第なのだろうと思う。
午前中で終わったので、お昼はJ医大から来ているF君と一緒にKorean BBQ(いわゆる韓国風焼き肉)に行くことに。
白米が何と言っても美味しかったです。
J医からはUCIに合計で4人来ているらしく、中西部をいろいろ旅行してから実習に入っているらしい。
あっちの国立公園もよさそうだよねー。
いいなー。
図書館で勉強やら事務作業をこなし。
夜はメジャー観戦に行ってきました。
NYCとBostonで観て以来、13年?ぶり。
雰囲気が懐かしく、地元Angelsは負けたけどとても楽しかった。
April 21st Tuesday
本日はday shift。
追加で入れてもらったので他の学生も合わせて4人で実習することになった。
男女に分かれて2人チームで動いてはいたのだけど、やはりResidentが最初に声をかけるのは現地の学生。
こちらに来てから(イギリスでもだけど)ずっと感じているのは現地学生との扱いの「差」。
これはまあ、当然のことではある。
4年生と同じことをできるから、と上の先生が言ってくれていたとしても、実際にResidentの立場からすれば英語の面でも臨床力の面でもレベルの差があるのは確か。
彼らも人間なので、より労力が少ない方に任せたいのは絶対あると思う。
これがなんか悔しくて、できる限りその差を埋めて認めてもらえるように、というのが海外実習でのモチベーションになっている気もする。
もしかしたらただ単に現地の学生の方が声をかけやすかっただけなのかもしれないけど...(笑)
しょっぱなに診た、drug addictionの既往がある20代の女の子が今日一番鮮明に記憶に残っているかな。
顔つきが今までに経験したどの人とも違っていた。
ずっと、ちょっと上の空というか…。
主訴は片耳だけ大きくなってきたできものと少しの発熱だったのだけど、できものはとりあえずドレナージ。
ただ熱の原因がいまいち分からなくて、一緒に来てる親は心配がるし、娘は(当然かもしれないけど)血液検査をものすごく嫌がるしでとても印象的な患者さんだった。
途中でその日いろいろ指示してくれていたResidentに
「次は1人で患者を診に行ってもいいか?」と聞いて
「もちろんよー。」
とは言ってもらったものの、その後すぐにお昼ご飯タイムを言い渡され。
こっちの学生と一緒に、Residency Matchの難しさとか理不尽さや、日本ではこの後どういったキャリアをいくのが普通なのかなど、医学生らしい話をしていた。
少し長めのランチを終えて戻ったものの、あまりその後はすることがなかった。
ERではTraumaがどのくらいの頻度で入ってくるかによって、Walk-inをさばける速さが変わってくる。
Traumaがばんばん来てWalk-inの人の待合室(Waiting Room)に人がたまってくると、Residentもとにかくスピード重視になって学生にかまっていられなくなるのである。
こっちの学生は卒業前の最後の休み前でとにかく早く帰りたいらしく、それも相まって自分たちも今日は少し早めに帰ることになった。
来年からの学生には、Residentの顔色をうかがうことも伝えておかないとなー(笑)
明日もday shift。