Day 14

19th March

 

昨夜が割と遅くなってしまったけど、他の同期のみんなが朝の回診やカンファから出席しているのに感化されて9時には登校。
7時半起きはつらかった…。

 

忘れていたけど、木曜日は全体の回診の日なのでそれについてくことに。
(現地の学生は予定がないので来ていない)
一応、上級生(F years)が一緒にいたのだけど、今週はConsultantからの質問というか語りかけ?が多くて彼らに助けられている。
彼らのFinals(卒試兼国試)では処方の試験もあるらしく、鎮痛薬の使い分けとか抗TB薬の具体的なdoseまで聞かれていた。
自分は抗菌薬の種類や使い分けもあいまいなのに…。
大変だわ。

 

今日の回診に参加してラッキーだったことは、気軽に
「採血やる?」
と聞いてくれたこと。
これもRegistraたちと顔なじみになってきたおかげかなと思う。


とりあえずは、
「やる!やらせて!」
とこたえているけど、1回目の成功以来うまくいった試しなし。
今日の患者さんも両腕が浮腫でパンパンでとても静脈など見えず、3回トライしても全く血は引けなかった。
それを、勘を頼りに1発でとる彼らRegisはすごいよなー。

正直、採血でここまで失敗続きで凹むとは思ってなかった。
それもイギリスで笑。

 

お昼はGrand Roundという、ドクター向けの発表(というより問題提起?)に対してフロアでディスカッションするイベントに参加。
テーマは
「NICEで非認可のMS治薬の私費使用の是非について」。
ちょっと学生のレベルではなかったかな…。
ホットな話題を提起して広く認知させることに重点がある気がした。

 

木曜日はDr. Banarjeeを探そうとするのだけど、なかなか見つからないことも多い。
今日も見つからず。
ということでClerkingできる患者さんを探しに病棟をさまようことに。

 

外来透析室の年輩の男性が、
“Only if it longs for about 10 mins!”
と言ってOKしてくれた。
毎度のごとく自分は日本からきた学生で、将来的にも日本でドクターになるんだという話をすると、興味を持って日本について、イギリスで体験するべきことについてなど聞いてくる。
話しているのはこっちにとっても会話の練習になったりするけど、効率的に問診をとるという点ではまだまだだなー。
(後日、こんまりから言われたのは、これは一種のfacilitating skill不足らしい。
要勉強。)

 

このおじさん、腕にTatoo入っていて怖い人かなと思っていたけど、
“Lager is NO GOOD! You must try as many ales as you can!”
といっておススメのAleを教えてくれるなどとてもいい人だった。
見た目で入るのはダメだね。

 

今日もミュージカル観にCentral Londonまで行こうかな…とチケットを探しながら迷っていたけど、16時くらいに決断して今夜も行ってきた。
演目は、West Endが初演で名作の呼び声高い「The Phantom of the Opera」。

f:id:deaconkrispy:20150324084347j:plain

f:id:deaconkrispy:20150324084346j:plain


昨日のWickedとはまた違う系統ではあったけど、感動する素晴らしいショーだった。
衣装の華やかさも。
こうやって学校帰りの思いつきでミュージカルが、しかも手軽な値段で観れるなんて自分の人生では初めての体験。

 

本当にロンドンという街がどんどん好きになる。