Day 16

23rd March

週末の大遠征の疲れを残しながらの、最後の月曜日。
あっという間だな…。

 

着くと外科のRoundは始まっていたのでそれを追いかけ、内科の方はBoard Roundも参加した。

先週くらいから、主に「Clerkできそうな患者さんいないかなー」という視点で参加している。
やはり興味深い患者さんは容態が安定しているとはいいがたいことも多いので、バランスがすごく大事。
短い留学期間でたくさんの患者さんを診察するためには下準備が大事ということだ。

 

Round中にDr. Banarjeeに声をかけられ、今週のHistory Sheet1枚目を提出。
まあまあだという評価ではあったけど、
「お前にもこんな風に書けるようになって欲しいんだ」
とこちらの学生のお手本を採点しながら示してくれた。
少なくとも自分が書いているものよりは簡潔にまとまっているし、無駄がない。
良いモデルを多く見れているのもここにいるからで、とくにDr. Banarjeeのおかげだと思う。
しっかり身に着けて帰らないと。

 

時間も近づいたのでX-ray meetingへ。
今日はこちらにはDr. Banarjeeは現れず。
学生が持ち寄った症例は難易度的にも微妙なやつが多く、自らすすんで手をあげて1つ答えてみたけどボロボロだったな…。
たしかに難しかったけれど。
これで最後だし、勉強になる良いトレーニングだったのでこれも最後だというのは残念。

 

ランチの後は、Mなよに頼んでA&E(Accident&Emergency、いわゆる救急)で実習させてもらった。
ここでも
「お前は患者が診たいんだろう?」
と問診から簡単な診察までさせてもらった。
ただ、話を聞いているときにメモをとるのはNGで、本当に短時間で必要なことだけを聞くことが求められる点は内科と違うところ。
とはいうものの、この1か月弱でかなりの患者さんを(英語で)問診してきた成果は出ている。
後で若手のドクターにプレゼンした際も、情報的にはほとんど漏れはなかった。
ただ、無駄が多いという指摘も受けたので、さらに要点だけを抜き取ってプレゼンする力をつけていかないとな。
来月は、アメリカでこういう機会がたくさんあればいいな。

 

もう1人くらいA&Eでみたいと思いつつ、明日のTeachingのためのClerkingをするためにBucklandへ。
外科のチームにも聞いてみると、今日移植を受ける患者さんがさきほど入院してきたからどうかな?と勧めてくれた。
この人も非常に協力的で、とてもよいプレゼン用のHistoryをつくることができたと思う。


移植がうまくいくとよいなー。